AGAの治療について、真剣に考えてみた。

AGAの治療について

 

AGAの治療について、真剣に考えてみました。先に、調べたことの結論だけ書いておきます。

髪の毛の後退が気になって、ハゲについてネットで調べまくってみました。

きっと、同じ悩みを持つ人もいると思うので、調べた内容をまとめて記録に残しておきます。

誰かの役に立ったらうれしいです。

 

【調べた結論】(やることリスト)

  • まず遺伝子検査をして、「自分の体質」(自分の前頭部と頭頂部は、ジヒドロテストステロンの影響を受けやすいのか、受けにくいのか=フィナステリドを主成分とした飲み薬は効きやすいのか、効きにくいのか)と、「自分がAGAになるリスクの程度」を確認する。
  • 治療を開始する場合は、フィナステリドを主成分とした飲み薬と、ミノキシジルを主成分とした外用液を二本柱としつつ、治療を補強するサプリメントとして「リジン」「亜鉛」を適量摂取する。あわせて、ケトコナゾールを主成分とするシャンプーを導入して、週2回ペースで洗髪する。
  • 薬を飲む頻度は、肝臓を休ませることを考えながら調整する。
  • あるともないとも言われているが、体に薬の耐性ができてしまうことを避けるため、髪の毛の状態が軌道に乗った段階で、服用タイミングをある程度ランダムにすることも考える。
  • 薬は飲み始めてから1年間は継続する。
  • 薬の購入先は、日本国内のAGA専門クリニックと個人輸入を併用する。初期段階は遺伝子検査とあわせてクリニックで治療を受けつつ、徐々に個人輸入にシフト予定。
  • 残念ながら、薬の効果がなかった場合は「自毛植毛」を検討する。

 

 

 

【調べたことまとめ】(知識メモ)

  • ハゲの9割はAGAが原因のハゲ
  • AGAのハゲは、髪の毛がなくなってしまうわけではない。髪の毛の成長サイクルが乱れて前頭部や頭頂部の髪の毛が太く長く成長しなくなり、目に見えないレベルのうぶ毛になっていってしまう症状。
  • だから、髪の毛の成長サイクルが正常化すれば、再び前頭部や頭頂部のうぶ毛が太く長く成長してフサフサが復活する。
  • 自分がAGAハゲになりやすいかどうかは、遺伝子検査で確定診断を受けることができる。
  • 遺伝子検査の結果、ジヒドロテストステロン(DHT)が原因で薄毛になっていることがわかれば、ジヒドロテストステロンの生成を阻害(=ブロック)する「フィナステリド」を主成分とする薬がかなりよく効く。
  • 逆に、遺伝子検査の結果、ジヒドロテストステロンが原因ではないハゲと判断できれば、「フィナステリド」系の薬は効果を発揮しない。
  • AGAを病院で治療しようとすると処方されるのが、「フィナステリド」を主成分とする「プロペシア」という飲み薬。
  • フィナステリドを主成分とする飲み薬には、プロペシアのほかにも「フィンペシア」という薬がある。フィンペシアはプロペシアのジェネリック医薬品で、個人輸入で入手できる。
  • AGA治療に必要な薬やサプリメントは、個人輸入で購入すると費用を安くすることができる。ただし、自己責任。
  • フィナステリドでジヒドロテストステロンによる髪の毛の成長サイクルの乱れを正常化した上で、AGAハゲの勢いを押し切ることができれば、フィナステリドだけで薄毛が改善するところまでいくが、フィナステリドではAGAハゲの勢いを止めるのが精一杯で、現状維持にとどまってしまう場合は、「ミノキシジル」を主成分とする薬で髪の毛を生やす力を増加させてやる必要がある。
  • 「フィナステリド内服+ミノキシジル外用」の体制で、薄毛はかなり改善するが、「リジン」と「亜鉛」を摂取することでさらなる効果upが期待できる。
    リジン……人体のたんぱく質を構成する必須アミノ酸であり、ミノキシジルの吸収・効果を高めるとされる。
    亜鉛……細胞分裂や新陳代謝を助け、髪の毛をつくる上で重要な必須ミネラル。
  • AGAを「薬+サプリメント」で回復させるためには、「継続」がなにより重要。最低でも半年~1年間は同じ体制で継続をしなければならない。
  • 薬のチカラで見事にAGAが回復したとしても、薬をやめれば再びAGAハゲが進行する。
  • AGAが原因のハゲの場合、薄毛症状が出たならば手を打たなければどんどんハゲる。進行する。
  • AGAの薄毛が進行して、頭髪密度が40%を下回ってくると、周囲から「ハゲている」と認識される。
  • AGAを薬で回復できない場合は、「自毛植毛」という選択肢がある。

 

 

 

自分はAGAなのか。遺伝子検査について考えてみた。

私が後退しているのではない。

画像出典:https://twitter.com/masason/status/288641633187147776

ソフトバンクの孫さんは、「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである。」と言いましたが、私は髪の毛の後退に止まってほしい……と思っています。

若くしてハゲる人のおよそ9割が、「AGA」っていうハゲらしいです。

 

AGAとは何なのか。

AGAとは、「男性型脱毛症」のことで、思春期以降の年齢で始まって、徐々に進行する脱毛症を指します。

「発症する」といっても、本来は生理的な現象とのこと。

ただ、同じ年齢だとしても、AGAを発症している男性の頭髪はどんどん薄くなってしまうため、外見上、周囲から相当年齢がいっているように感じられたり、「ハゲてる」と思われたり、そう思われているということを本人が感じ取ってしまって心に負担がかかるなど、「生理的な現象だから」では片付けられない何かがあります。

やはり、AGAを発症していることによる影響は大きいです。

AGA(androgenetic alopecia)は、「男性型脱毛症」と訳されることが多いですが、単語の意味としては
「androgenetic=男性ホルモン」
「alopecia=脱毛症」
なので、「男性ホルモン型脱毛症」と訳すほうがより正確とのこと。

つまり、男性ホルモンがAGAハゲの原因ということでしょうか。

 

男性ホルモン「テストステロン」が「Ⅱ型5αリダクターゼ」によって「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変換されると、毛乳頭細胞にある「男性ホルモン受容体」と結合して「TGF-β」を分泌し、髪の毛の成長サイクルを乱れさせます

AGAの原因、ジヒドロテストステロン

男性ホルモンは、本来、骨や筋肉を発達させて、髭や胸毛などの体毛を濃くする作用があるものであるところ、「前頭部」「頭頂部」の毛乳頭細胞に対しては「軟毛化」する作用が働いてしまいます。

男性ホルモンのなかでも特に、男性の睾丸で95%が分泌される「テストステロン」という男性ホルモンがありますが、このテストステロンが前頭部や頭頂部に運ばれると、「Ⅱ型5αリダクターゼ」という酵素の働きによって、さらに強力な男性ホルモンである「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変換されます。

テストステロンの頭に「ジヒドロ」がついてジヒドロテストステロンになったあと、ジヒドロテストステロンは毛乳頭細胞にある「男性ホルモン受容体」と結合して「TGF-β」を分泌します。

TGF-βが分泌されると、毛母細胞の増殖が抑えられて、髪の毛の成長サイクルのうち「成長期」が短縮してしまいます。
さらに、このとき過剰な皮脂も分泌されて、毛根部分が詰まります。

髪の毛の成長サイクルのことを「毛周期(ヘアサイクル)」といいますが、髪の毛は本来、次の①~⑦のサイクルで抜けて、生えてを繰り返しています。

 

【毛周期(ヘアサイクル)】

  1. 生えている髪の毛が抜ける。(このとき、新しく生える髪の毛の準備が完了しています)
  2. 毛母細胞から新しい髪の毛(うぶ毛)が生え始める。(成長開始)
  3. 数ヶ月~1年ほどかけて、うぶ毛が太く長く成長していく。
  4. 一度、しっかりと生えた髪の毛は、2年~6年くらいの期間は太く長い成長を続けます。
  5. 生えた髪の毛の寿命が近づくと、2週間くらいかけて抜ける準備が始まります。
  6. 抜ける準備が整ったあと、3ヶ月~4ヶ月ほど「休止期」と呼ばれる状態に入ります。この休止期の最後に、脱毛します。
  7. (1)に戻ります。抜けても、また新しい髪の毛が生えてきます。

 

 

ところが、ジヒドロテストステロンの影響を受けると、この髪の毛の成長サイクルが大きく乱れます。
なんと、(2)で生えたうぶ毛が太く長く成長することなく、(3)(4)を飛ばして(5)に進んでしまうのです。

 

【AGA発症中の毛周期(ヘアサイクル)】

  1. 生えている髪の毛が抜ける。(このとき、新しく生える髪の毛の準備が完了しています)
  2. 毛母細胞から新しい髪の毛(うぶ毛)が生え始める。(成長開始)
  3. 数ヶ月~1年ほどかけて、うぶ毛が太く長く成長していく。
  4. 一度、しっかりと生えた髪の毛は、2年~6年くらいの期間は太く長い成長を続けます。
  5. 生えた髪の毛の寿命が近づくと、2週間くらいかけて抜ける準備が始まります。
  6. 抜ける準備が整ったあと、3ヶ月~4ヶ月ほど「休止期」と呼ばれる状態に入ります。この休止期の最後に、脱毛します。
  7. (1)に戻ります。抜けても、また新しい髪の毛が生えてきます。

 

 

……こんな感じです。

本来は太く長い髪の毛が1本抜け落ちるたびに、次の髪の毛が生えてくるはずが、ジヒドロテストステロンの影響で脱毛した場合、次の髪の毛は太く長くならないのです。
1本脱毛するたびに、確実に髪の毛が減っていく。

絶望です。

ただ、この絶望のなかにもひとつの希望があります。

一般的なハゲのイメージは、「髪の毛が一本も生えていない」「抜け毛が激しく、どんどん髪の毛がなくなっている」というものだと思いますが、完全に髪の毛が失われているわけではないのです。

AGAハゲの薄毛の正体は、本来、長く太く育つはずの髪の毛たちが、ジヒドロテストステロンの影響で「肉眼では確認できないレベルのうぶ毛」になってしまっている状態だったのです。

我々の毛根は死んでいない。
ただ、髪の毛が目に見えなくなってるなっているだけなのです。

髪の毛の成長サイクルに悪さをするジヒドロテストステロン。
こいつをなんとかすれば、現在は目に見えていないうぶ毛が数ヶ月~1年ほどかけて太く長く成長し、その後、2年~6年ほどの期間は太く長い成長が維持される「正常な髪の毛の成長サイクル」を取り戻すことができそうです。

 

なぜ、AGAハゲになる男性とならない男性に分かれるのか? その答えは、「遺伝子配列」にありました

AGAリスクを遺伝子検査で判定

 

  • 主に男性の睾丸で分泌されたテストステロンが、前頭部や頭頂部に運ばれて、Ⅱ型5αリダクターゼの働きでジヒドロテストステロンに変換される。
  • 変換されたジヒドロテストステロンが毛乳頭細胞にある「男性ホルモン受容体」と結合して「TGF-β」を分泌する。
  • TGF-βが分泌されると、毛母細胞の増殖が抑えられて、髪の毛の成長サイクルのうち「成長期」が短縮する。結果、前頭部や頭頂部の「うぶ毛化」が進行して、前頭部や頭頂部の髪の毛が肉眼では確認できなくなる。

 

 

この流れは、男性全員に共通しているはずです。

ではなぜ、AGAハゲになる男性とならない男性に分かれるのか?

その答えは、「遺伝子配列」にありました。

ジヒドロテストステロンの作用を強く受けるか、影響を受けにくいかは「遺伝子」の配列次第です。

「男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)」によると、全年齢平均でみたときに、日本人男性の約30%がAGAを発症しているそうです。

年齢別では、

20歳代で約10%、
30歳代で約20%、
40歳代で約30%、
50歳代以降で約40数%、

 

いう分布で、年齢とともに発症頻度は増加していきます。

日本人男性のAGAハゲは、20歳代後半から30歳代にかけてハッキリとあらわれ始めて、徐々に進行し、40歳代以降に完成するパターンが一般的のようです。

人生のいつ、どのタイミングでAGAになるのか、また、そもそも自分がAGAになるのかならないのか、ということをハッキリと知ることはできませんが、遺伝子検査をすることで、

  • ジヒドロテストステロンの作用を強く受ける体質か、影響を受けにくい体質か
  • AGAになるおそれが強いか弱いか

を知ることができます。

一般的に、「ハゲの原因が遺伝」「父方の祖父、母方の祖父、父親、男兄弟の頭髪の様子でだいたい未来が読める」ということは広く知られていますが、遺伝子検査で自分の体質を数値化して知ることができます。

今後、AGAという大きな逆風に立ち向かっていくにあたり、敵方の情報と自分自身の情報をしっかり押さえておくことで、戦いを有利に進めることができそうです。

 

遺伝子検査をすることで、①CAGリピート数(自分がジヒドロテストステロンの影響を受けやすいか、受けにくいか)、②GGCリピート数(自分がAGAを発症するリスクの程度)を知ることができます

CAGリピート数とGGCリピート数

遺伝子検査をすることで、

  1. CAGリピート数
  2. GGCリピート数

を調べることができます。

遺伝子(DNA)は、リン酸、リボース、核酸塩基からなるヌクレオチドの集合体です。
ヌクレオチドに含まれる核酸塩基にはアデニン(A)チミン(T)グアニン(G)シトシン(C)の4種類があります。

AGAの薄毛の原因に、「ジヒドロテストステロンが毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体と結合してTGF-βを分泌する」という段階がありましたが、人には生まれつき、ジヒドロテストステロンが男性ホルモン受容体と結合しやすい人と結合しにくい人がいるのです。

それを決めているのが、X染色体内にある「AR遺伝子」です。

AR遺伝子の中に、核酸塩基の配列が「CAG(シトシン-アデニン-グアニン)」の順番で繰り返されている場所があります。

「CAGCAGCAGCAGCAGCAGCAGCAGCAGCAG……」

と繰り返されている回数を、「CAGリピート数」と呼びます。

遺伝子検査をすると、CAGリピート数を知ることができます。
「アンドロゲン受容体遺伝子解析用プライマー」の特許資料によると、
CAGリピート数の基準値は24で、数値が24以上ならAGAリスク倍率が1倍以下21から22のときに1倍~2倍、21~18以下の範囲で3倍以上となるようです。

CAGリピート数は、ジヒドロテストステロンが男性ホルモン受容体と結合するときに、男性ホルモン受容体側に存在する「バリア(障壁)」のようなものです。

CAGリピート数の数値が高くなればなるほど、バリアがぶ厚くなりジヒドロテストステロンは男性ホルモン受容体と結合しにくくなります。
逆に、CAGリピート数の数値が低いと、ジヒドロテストステロンは邪魔されることなく男性ホルモン受容体と結合して、髪の毛の成長サイクルを乱れさせます。

CAGリピート数を知ることで、自分の男性ホルモン受容体の感受性の高さ、低さを知ることができるのです。

 


 

 

AR遺伝子には、「GGC(グアニン-グアニン-シトシン)」の順番で塩基配列が繰り返されている場所もあります。

「GGCGGCGGCGGCGGCGGCGGCGGCGGCGGC……」

という「GGCリピート数」が低ければ低いほど、「AGAを発症するリスクが高い」とされています。

GGCリピート数の基準値は14前後です。

遺伝子検査によるAGA発症リスク判定は、CAGリピート数とGGCリピート数の合計数値から総合的に判断されます。

合計数値の標準値は「38」で、38より数値が低いか高いかで判定されます。

CAGリピート数とGGCリピート数という遺伝子の情報は変わることがないので、どの年齢の段階で調べても、何度調べても同じ結果です。
なので、一生に一度だけすればいい検査です。

リピート数の合計数値が低い人が「必ずAGAを発症する」というわけではありませんが、「自分の前頭部と頭頂部が、ジヒドロテストステロンの影響を受けやすいか、受けにくいか」という自分の体質を数値化して知ることができるため、薬を使ってAGAの治療を進める場合に非常に有益です。

 

遺伝子検査の方法には、①AGAを取り扱う病院・クリニックで検査してもらう、②市販のAGA用遺伝子検査キットで検査する、という2つの方法があります

【遺伝子検査の方法】

CAGリピート数やGGCリピート数を検査する方法には、

  1. AGAを取り扱う病院・クリニックで検査してもらう。
  2. 市販のAGA用遺伝子検査キットで検査する。

という2つの方法があります。

 

(1) AGAを取り扱う病院・クリニック

AGAに関する遺伝子検査の取り扱いのある病院・クリニックで検査をする場合の費用は、一般的に20,000円~30,000円ほどです。

遺伝子検査だけではなく、医師による診察や薬を使って治療する場合の説明を受けることもできますので、不安が強い方や、はじめてAGAと向き合うことにした方にとっては心強いと思います。

費用やサービス内容は各病院・クリニックによって異なりますので、事前の確認が必要です。

 

(2) 市販のAGA用遺伝子検査キット

市販のAGA用遺伝子検査キットを使用して検査をすることも可能です。
費用は、一般的に10,000円~15,000円ほどです。

病院・クリニックよりは低予算で検査を受けることができますが、全体的に自己責任となりますので注意が必要です。

 

ジヒドロテストステロンの影響を受けやすいタイプのAGAには、「フィナステリド」が効果大とされています!

AGA進行をフィナステリドで止める。

遺伝子検査の結果、

  • 「あなたの前頭部と頭頂部は、ジヒドロテストステロンの影響を受けやすい」
  • 「あなたがAGAの薄毛になるリスクは高いといえる」

という結論が出た場合、絶望しかないのでしょうか。

そんなことはありません!
ジヒドロテストステロンの影響を受けやすいタイプのAGAには特効薬があるのです。

AGAの原因となる男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」は、主に男性の睾丸で分泌されたテストステロンが、前頭部や頭頂部に運ばれて、Ⅱ型5αリダクターゼの働きで生成されていました。

この「Ⅱ型5αリダクターゼ」の働きを阻害(=ブロック)する「フィナステリド」という成分があるのです。

日本では、「プロペシア」という製品名で発売されている飲み薬です。

重要なのは、このフィナステリドという成分は、あくまでも「Ⅱ型5αリダクターゼのジヒドロテストステロン生成の働きを阻害する」だけであって、直接、髪の毛をフサフサにしてくれる毛生え薬というわけではないということです。

ただ、CAGリピート数が少なくて、「前頭部と頭頂部に、ジヒドロテストステロンの影響を受けやすい」という検査結果が出た方については、かなりの効果が期待できます。

自分に遺伝子バリアが足りなくても、ジヒドロテストステロンの生成をブロックすることでAGA進行の勢いを削ぐことができるのです!

ジヒドロテストステロンが原因の「髪の毛の成長サイクルの乱れ」で抜け毛や薄毛で悩んでいる人は、ジヒドロテストステロンの生成がブロックされて「髪の毛の成長サイクルが正常化」すると、今までジヒドロテストステロンによってうぶ毛状態でいるしかなかった毛根たちが再び「太く長い成長」を開始して、頭髪の様子が変化していきます。

ただ、フィナステリドの成分だけで髪の毛が太く長く成長するところまで行く人もいますが、AGAの進行をストップする効果にとどまる……という人もいます。

ここは個人差があります。

いずれにしても、髪の毛の成長サイクルが正常化したあと、うぶ毛状態の髪の毛が太く長い髪の毛に成長するためには6ヶ月~1年くらいの期間がかかるものなので、フィナステリドの内服も同じく6ヶ月~1年以上は継続しないと結果はわかりません。

 


 

ただし、フィナステリドは「女性と男児が触れてはならない薬」です。

フィナステリドが作用をブロックする「ジヒドロテストステロン」は、女性の胎内にいる男児や、幼児期の男児の「男性の性器をつくる」という働きを持っています。

男児を妊娠中の女性は、フィナステリド成分を服用することはもちろん、フィナステリド成分に触れてもいけません。

フィナステリド成分は、肌に触れた後、皮膚から体内に吸収されます。
フィナステリド成分を含んでいる錠剤が割れていたり、コーティングがはがれていたりすると、フィナステリド成分に直接触れてしまう危険があります。

男児を妊娠中の女性や、幼児期の男児がフィナステリド成分を吸収すると、男児の性器が未発達になったり、無精子になったりする可能性があります。
そのため、フィナステリドは女性と男児に対して禁忌となっているのです。

胎児が男児か女児かがわかるのは、妊娠後しばらく経ってからですから、妊娠している女性や妊娠の予定がある女性を含め、女性はフィナステリド成分に近づかないほうが安全です。

AGAに悩む男性が、フィナステリドを服用中に女性を妊娠させたとしても、胎児に影響は出ないとされていますが、家族計画のある方は専門医に相談しながら進めるなど、注意が必要です。

 

男性にとっては「5%ミノキシジル外溶液」を外用療法の第一選択薬して使用することが勧められています

ミノキシジルで髪の毛を生やす!

「男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)」で、「推奨度A:行うよう強く勧められる」とされる診療方法は2つあります。

1つはさきほど紹介した「フィナステリド」を主成分とする飲み薬の内服。
そして、もう1つは「ミノキシジル」を主成分とする外用薬の局所使用です。

特に、男性にとっては「5%ミノキシジル外溶液」を外用療法の第一選択薬して使用することが勧められています。

このミノキシジルという成分は、もともとは降圧薬として開発された成分でした。

ミノキシジルを使用した患者に「多毛」という副作用が生じることがわかっていて、この副作用を主作用として承認をとったのが、発毛薬「リアップ」をはじめとしたミノキシジル外溶液です。

ミノキシジルによって多毛になるしくみ(=機序)は、「ATP感受性Kチャンネルを活性化し、および、その結果生じる局所の血流の増加」という説明がされていますが、実際のところはよくわかっていないようです。

しくみはよくわからないものの、多毛となる効果と、重篤な副作用がないことから、「発毛薬」として多大なる支持を得ています。

ミノキシジルの効果を得る方法として、局所に塗って使う方法(=「塗りミノキ」と呼ばれたりします)のほかに、ミノキシジル成分を内服する方法(=「飲みミノキ」と呼ばれたりします)がありますが、肝臓への負担を考えて、局所に塗って使う方法で効果を狙うほうがよいとされています。

局所に投与した場合は遠隔部位での発毛はありませんが、服用した場合は顔、背中、腕、足など、各部位で発毛があることからも、服用した場合は全身に作用していることがわかります。

ミノキシジルを内服せずに局所に投与する形で使用をしても体内に吸収されて肝臓で代謝されるようですが、外用のほうが肝臓への負担がより軽いと考えられることが、「局所に塗って使う方法」のほうがよいとされる理由のようです。

フィナステリドを内服せずに、ミノキシジル単独での効果を狙う、という手もありますが、フィナステリドでジヒドロテストステロンによるAGAハゲへの勢いを止めてからでないと、ミノキシジルの発毛力が効果を発揮できないおそれがあります。

やはり、「フィナステリドでジヒドロテストステロンの生成をブロックして、髪の毛の成長サイクルを正常化した上で、さらなる追撃の一手としてミノキシジルを局所投与する!」という形が、現在考えられる、AGAハゲからの回復に向けての最良の方法と思われます。

 

「フィナステリド内服+ミノキシジル外用」の薬は、個人輸入で購入することもできる

AGAの薬は個人輸入でも買える。

ネットで調べていると、AGA治療を専門のクリニックで受けている人のほかに、個人輸入で薬を入手して治療を進めている人たちも多くいました。

「フィナステリド内服+ミノキシジル外用」の薬は、個人輸入で購入することもできるのです。

個人輸入で治療を進めるとなると、基本的に自己責任ということになります。

ただし、やみくもに海外の怪しい漢方薬とかに手を出すというわけではなくて、日本未承認なだけで、海外ではしっかりとした承認を受けていて、かつ、日本国内のAGAの先輩方が個人輸入で治療して結果が出ているものを導入する、ということなので、それなりに安心できます。

個人輸入で購入する場合、

  • フィナステリド内服→「フィンペシア」(日本国内では「プロペシア」が有名)
  • ミノキシジル外用→「ツゲイン」(日本国内では「リアップ」が有名)

という製品名になるようです。

 

【フィンペシア】

フィンペシアは、プロペシアのジェネリック医薬品です。

プロペシアは、フィナステリドを主成分とする経口用育毛剤で、FDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を受けています。

フィンペシアの主成分は「フィナステリド」成分を1mgで、プロペシアと同じです。

フィンペシアとプロペシアとの大きな違いとしてキノリンイエローの使用、不使用がありました。
※現在は、問題は解消されています。

2014年以前、「フィンペシアはキノリンイエロー使用、プロペシアはキノリンイエロー不使用」、「フィンペシアは発がん性物質である「キノリンイエロー」をコーティング剤に使用しているから危険」とネットで噂になり問題となったようです。

その当時はプロペシアのジェネリック医薬品で、プロペシアと同じくキノリンイエロー不使用の「エフペシア」、「フィナロ」などに人気が集まったようですが、2014年以降でフィンペシアもキノリンイエロー不使用の製品が入荷されるようになり、再びフィンペシアに人気が集まっているようです。

ただ、もともとキノリンイエローについては日本の厚生労働省から、昭和41年(1966年)の「医薬品等に使用することができるタール色素を定める省令(抜粋)」「キノリンイエローは、医薬品に使用することができる色素」と承認を受けていることもあり、そもそもキノリンイエローのことについて、そこまで神経質にならなくてもいいかもしれません。

現在では、キノリンイエロー不使用のフィンペシアもありますので、ますます気にしなくても大丈夫ですね。

 

【ツゲイン】

ツゲインは、ロゲインのジェネリック医薬品です。

ロゲインは、ミノキシジルを主成分とするローションタイプの塗布用育毛剤で、FDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を受けています。

日本国内でミノキシジルを主成分とした発毛剤として有名なのは、大正製薬が発売している「リアップ」シリーズです。

このリアップは、大正製薬が、ロゲインの開発元であるアメリカのファイザー製薬からライセンスを受けて生産をしている製品ですので、ロゲインとツゲインとリアップは、3種類とも同じような、ミノキシジルを主成分とした発毛剤であると言えます。

ミノキシジルを主成分とした外用薬は、濃度が5%や10%の製品があります。
日本国内では、リアップの濃度5%が最高ですが、海外製のツゲインには濃度10%の製品もあります。

ミノキシジルは濃度が高めなほど効果があるという説もあるので、5%から使い始めて、様子をみて10%へ変更を検討してみたいと思います。

 


 

FDAの承認を受けた育毛剤は、プロペシアとロゲインの2種類のみです。
「フィナステリド成分内服+ミノキシジル成分外用」の組み合わせを、先行医薬品の「プロペシア内服+ロゲイン(リアップ)外用」で試す方法と、ジェネリック医薬品の「フィンペシア内服+ツゲイン外用」で試す方法がありそうです。

AGAの専門家のサポートを受けながらクリニックで治療を進めつつ、治療費のランニングコストをにらんで、個人輸入を導入するのがいいと思いました。

 

フィンペシアやツゲインは、こちらから購入できます。

 

 

「フィナステリド内服+ミノキシジル外用」の効果をさらに増加させてくれるサプリメントその1:「L-リジン」

「フィナステリド内服+ミノキシジル外用」の効果をさらに増加させてくれるサプリメントに「L-リジン」があります。

ちなみに、リジンには「L-リジン」と「D-リジン」の2種類がありますが、髪の毛のことで効果が期待されるのは「L-リジン」です。
単に「リジン」、と言われたり、「リシン」と言われることもあります(特に指定のない場合は、「リジン」と書いて「L-リジン」の指すようです)。

リジンは、人体のたんぱく質を構成する必須アミノ酸です。

穀物などにはあまり含まれておらず、豆類、肉、魚、牛乳、チーズに多く含まれています。

近年の研究で、薄毛、抜け毛の治療に効果があることが証明され、イギリスのバイオサイエンティフィック社がアメリカで特許を取得しています。

特に注目されているのが、「リジンの摂取により、ミノキシジルの吸収・効果が著しく上昇する」とされている点です。

「男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)」で「推奨度A」とされる「フィナステリド内服+ミノキシジル外用」の組み合わせに、「リジンの摂取」をプラスすることで、強力なサポートが期待できます。

 

「フィナステリド内服+ミノキシジル外用」の効果をさらに増加させてくれるサプリメントその2:「亜鉛」

「プロペシア」などのフィナステリドを主成分とする薬の内服を継続すると、勃起不全や射精障害、精液量の減少といった性機能障害が出現する場合があります。

こういった性機能障害の副作用を感じた場合にサポートをしてくれるのが「亜鉛」です。

亜鉛は、細胞分裂や新陳代謝を助け、髪の毛をつくる上で重要な必須ミネラルであると同時に、前立腺と精子に多く存在し、精子の合成に必要なミネラルでもあります。

亜鉛は、

  • 勃起不全
  • 気分の浮き沈み
  • 肌荒れ、抜け毛、薄毛
  • 口内炎、口角炎

の抑制に役立つとされています。

食べ物では、牡蠣のような貝類、魚、赤身肉に多く含まれています。

AV男優のしみけんさんが、体作りや仕事のサポートに亜鉛を一日90mg摂取しているとブログに書いていますが、フィナステリド成分の副作用による勃起や射精の悩みは、亜鉛の摂取で解決するかもしれません。

また、亜鉛を摂取することで毛母細胞の細胞分裂を促す効果と、髪の毛にコシの強さが出てくる効果が期待できます。

 

「リジン」や「亜鉛」は食事から摂るべきか、サプリメントで摂るべきか

栄養は、サプリメントからか食事からか

「リジン」や「亜鉛」といった成分は食事から摂るべきでしょうか、サプリメントから摂るべきでしょうか。

リジンも亜鉛も、一般的な食品に含有されている成分です。

例えば、納豆50g(1パック)にはリジンが500mg、亜鉛が1.5mgほど含まれています。
納豆の他にも、リジンや亜鉛を豊富に含んだ「髪の毛に良い食品」は多くありますが、食品だけで安定して希望する摂取量をキープするのはなかなか難しいと思われます。

髪の毛のことを考えた理想的な摂取量は、

  • リジン……500mg~1,000mg/1日
  • 亜鉛……15mg~50mg/1日

とされています。

リジンだけみれば、納豆はいい線いっていますが、亜鉛を15mg~50mg納豆だけで摂取しようと思ったら、納豆を1日10パック~34パック食べなければいけませんし、その場合、リジンが摂り過ぎになってしまいます。

亜鉛の含有量が多い食品としては「牡蠣100g中13.2mg」、「豚レバー100g中6.9mg」というものがありますが、毎日「納豆2パック(リジン1000mg+亜鉛3mg)+牡蠣100g~350g(亜鉛13.2mg~46.2mg)=リジン1000mg+亜鉛49.2mg」とか食べるのはやっぱり難しいでしょう。

髪の毛のことを考えた理想的な摂取量をリジンや亜鉛のサプリメントで押さえつつ、健康的な食生活をすることで、サプリメントのプラスアルファとしてリジンや亜鉛などの成分を食品からも摂取するという形がよさそうです。

 

「フィナステリド内服+ミノキシジル外用」以外に、発毛効果を期待できる成分には何があるのか

発毛効果を期待できる成分

「フィナステリド内服+ミノキシジル外用」以外に、発毛効果を期待できる成分には何があるのでしょうか。

「男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)」で、「フィナステリド内服+ミノキシジル外用」以外に紹介されている成分について考えてみます。

 

◎ 塩化カルプロニウム

「塩化カルプロニウム」のガイドラインでの推奨度は「推奨度C1:行うことを考慮してもよいが、十分な根拠がない」ですが、そう評価されつつ、推奨文には「用いてもよい」と掲載されています。

製品名としては、第一三共ヘルスケアから発売されている「カロヤンプログレ」「カロヤンアポジカ」などの発毛促進剤が有名です。

ガイドラインの推奨理由として、
「塩化カルプロニウム単独での有益性は、現段階では十分に実証されていないが、生薬(カシュウチンキ、チクセツニンジンチンキなど)との合成を含むわが国での膨大な診療実績も考慮し、外用療法の一つとして推奨することにする」
とあります。

カロヤンシリーズの中で、例えば「カロヤンプログレ」は100ml中の成分が、

  • カルプロニウム塩化物水和物 2.18g(カルプロニウム塩化物として2g)
  • カシュウチンキ 3ml(原生薬として1g)
  • チクセツニンジンチンキ 3ml(原生薬として1g)

など、とありますので、ガイドラインでは製品名の名指しはないものの、塩化カルプロニウムと生薬の合成効果の点からカロヤンシリーズが念頭にあるものと思われます。

市販されている「カロヤン」のラインナップで塩化カルプロニウムの濃度が1%~2%のものを試して効果が薄いと感じた場合は、病院で濃度5%の「フロジン液」や「アロビックス」を処方してもらう方法もあるようです。

 

◎ t-フラバノン

「t-フラバノン」のガイドラインでの推奨度は「推奨度C1:行うことを考慮してもよいが、十分な根拠がない」ですが、そう評価されつつ、推奨文には「用いてもよい」と掲載されています。

製品名としては、花王から発売されている「サクセス」などの発毛促進剤が有名です。

t-フラバノンは花王が開発した、生薬「西洋オトギリソウ」をベースにした成分です。

毛球部に直接作用して毛母細胞の増殖をうながして、

  • 髪を太く長く育てて抜けにくくコシのある髪にする
  • 薄毛、抜け毛を予防する

とされています。

ガイドラインの推奨理由として、
「t-フラバノンの発毛効果に関しては、有効性を示すエビデンスレベルの高い試験があるが数が少ない。しかし、副作用が軽微な点も考慮し、外用療法の一つとして推奨することにする」
とあります。

 

◎ アデノシン

「アデノシン」のガイドラインでの推奨度は「推奨度C1:行うことを考慮してもよいが、十分な根拠がない」ですが、そう評価されつつ、推奨文には「用いてもよい」と掲載されています。

製品名としては、資生堂から発売されている発毛促進・育毛剤「薬用アデノゲン」となります。

アデノシンは、DNAの構成成分である核酸の一種で、資生堂の育毛研究の結果、アデノシンに発毛促進効果があることを発見したそうです。

アデノシンには、

  1. 毛母細胞に作用する発毛促進因子(FGF-7)を産生し、発毛を促す効果
  2. 毛根の成長期延長作用
  3. 血行を促進し、毛根に酸素を供給する効果

という3つの効果があるとされています。

ガイドラインの推奨理由として、
「アデノシンの発毛効果に関しては、有効性を示す根拠は少ないものの、副作用が軽微な点も考慮し、外用療法の一つとして推奨することにする」
とあります。

 

◎ サイトプリン・ペンタデカン

「サイトプリン」・「ペンタデカン」のガイドラインでの推奨度は「推奨度C1:行うことを考慮してもよいが、十分な根拠がない」ですが、そう評価されつつ、推奨文には「用いてもよい」と掲載されています。

製品名としては、ライオンから発売されている頭皮用育毛剤「薬用毛髪力INNOVATE(イノベート)」となります。

サイトプリンは「発毛促進シグナル増幅」、ペンタデカンは「発毛エネルギー供給」の効果があるとされていて、「発毛促進指令」に働きかける新しい発毛促進理論をもとに製品化された育毛剤、と紹介されています。

ガイドラインの推奨理由として、
「サイトプリン、ペンタデカンの発毛効果に関しては、有効性を示すエビデンスレベルの高い試験があるが数が少ない。しかし、副作用が軽微な点も考慮し、外用療法の一つとして推奨することにする」
とあります。

 

◎ セファランチン

「セファランチン」のガイドラインでの推奨度は「推奨度C2:根拠がないので勧められない」と評価した上で、推奨文に「用いないほうがよい」とされています。

セファランチンは、アレルギーを抑えたり、血流をよくする医薬品で、

  • 放射線による白血球減少症
  • 円形脱毛症、粃糠性脱毛症

に効果があるとされています。

ガイドライン推奨度C2ですから、優先順位は低めですね。

 

◎ ケトコナゾール

「ケトコナゾール」のガイドラインでの推奨度は「推奨度C1:行うことを考慮してもよいが、十分な根拠がない」ですが、そう評価されつつ、推奨文には「用いてもよい」と掲載されています。

「ケトコナゾール」を主成分とするシャンプーには「ニゾラルシャンプー」「ニナゾルシャンプー」があります。
名前がややこしいです。

ニゾラルシャンプーが先行で、ニナゾルシャンプーがジェネリックです。

ケトコナゾールには、頭皮のフケやカビ、胞子などの真菌による炎症や脂漏性皮膚炎などを抑え、頭皮を発毛・育毛にとって良好な環境に整える効果が期待されます。

また、ケトコナゾールにはジヒドロテストステロンの発生を抑制する効果もあるとされています。

1回のシャンプーで、3日間ほど効果が持続するとされていますので、週2回ペースくらいが適切でしょうか。

使用した方の使用感によると、洗髪後にスッキリした感じになるそうです。

ガイドラインの推奨理由として、
「ケトコナゾール外用の発毛効果に関しては複数の根拠があり、男性症例に対する外用療法の一つとして推奨する」
とあります。

毛根部分に詰まった皮脂をスッキリ除去することで追加で育毛効果を高めることができそうですし、ガイドラインでも「C1」の推奨度を得ていることから、ニゾラルシャンプーの導入は検討の価値がありそうです。

 

◎ ノコギリヤシ

ガイドラインでは紹介されていませんが、ネットで評判になっていたのが「ノコギリヤシ」です。

ノコギリヤシは、5αリダクターゼの働きをブロックするとされるサプリメントです。

同じ効果が期待されるフィナステリドと比較して、「ノコギリヤシのほうが安全で効果的」とする意見がありますが、決定的な研究結果は得られていません。

また、ノコギリヤシは長期間(2年以上)に渡って使用するほどに、フィナステリドに匹敵する効果を発揮するとする意見もありますが、これについても決定的な研究結果は得られていません。

ノコギリヤシが注目を集めるのは、ノコギリヤシが天然由来のサプリメントで、薬成分であるフィナステリドと比較して「安心・安全」と考える方が多いからでしょう。

人それぞれの考え方がありますが、個人的には決定的な研究結果が出ているフィナステリドを差し置いてノコギリヤシでがんばるのはどうも気乗りしません。

 


 

以上、ガイドラインで紹介されている、「フィナステリド内服+ミノキシジル外用」以外の成分とそれらの成分でつくられた各製品とノコギリヤシのサプリメントについて考えてみました。

内服薬・外用薬として、「フィナステリド内服+ミノキシジル外用」を試してみて、プラスアルファとして各製品を試すような形になりそうです。

やはり、時間と予算がありますので、全部を実際に試すのはなかなか難しそうですね。

 

自毛植毛について考えてみました。

自毛植毛について考えてみた。

自毛植毛は、エルトン・ジョンさんが有名です。

自毛植毛は、自分の頭髪を「後頭部・側頭部」エリアから毛根ごと採取して、薄毛、抜け毛が著しい「前頭部・頭頂部」に移植する方法です。

頭髪には、ジヒドロテストステロンの影響を受けやすいエリアと受けにくいエリアがあります。

  • 【影響を受けやすいエリア】…「前頭部・頭頂部」エリア(Ⅰ型5αリダクターゼとⅡ型5αリダクターゼの両方が存在するエリア)
  • 【影響を受けにくいエリア】…「後頭部・側頭部」エリア(Ⅰ型5αリダクターゼのみが存在するエリア)

ジヒドロテストステロンは、「Ⅱ型5αリダクターゼ」の働きで生成されますが、「Ⅱ型5αリダクターゼ」は「前頭部・頭頂部」の領域にのみ存在しており、「側頭部頭髪・後頭部」には存在していません。

5αリダクターゼにはⅡ型のほかにⅠ型もあり、「Ⅰ型-5αリダクターゼ」は「前頭部・頭頂部・側頭部・後頭部」の頭髪エリア全域に存在しています。

ジヒドロテストステロンの影響を受けにくい「後頭部・側頭部」エリアから採取された毛根は、ジヒドロテストステロンの影響を受けやすい「前頭部・頭頂部」に移植された後も、元々の性質を維持して、正常な発毛サイクルを繰り返します。

しかも、自分の「後頭部・側頭部」の髪の毛が維持されているのとほぼ同じ時間、つまり、生涯、太く長く生え続けます。

80歳まで「後頭部・側頭部」の髪の毛がフサフサな場合、移植した先の「前頭部・頭頂部」でも80歳までフサフサと太く長く生え続けるのです。

 

自毛植毛のメリットは、「ノーメンテナンス」

自毛植毛の一番のメリットは、「ノーメンテナンス」です。

移植先の髪の毛は、移植前の性質(ジヒドロテストステロンの影響を受けにくい性質)を維持しながら、自分自身の生きた髪の毛として正常な「髪の毛の成長サイクル」を生涯にわたって繰り返します。

なので、一度納得のいくラインまで自毛植毛の施術をしてしまえば、その後のメンテナンスは不要で、コストもかからないことが最大の特徴です。

自毛ではなく、化学繊維で作られた「人工毛」を植毛した場合は、人工毛が頭皮から「異物」という判断を受けるため、植毛した人工毛が抜け落ちてしまいます。

人工の髪の毛なので自力で成長するということもありませんから、抜けた分を維持するためには追加で植毛することを続けなければなりません。

維持したいボリューム量にもよりますが、年間1回~数回のメンテンスが必要です。
もちろん、そのたびに維持コストがかかります。

 

自毛植毛のデメリットは、「高額な費用」

対して、一番のデメリット……というか、ハードルは「高額な費用」でしょう。

自毛植毛のボリュームによって費用は変動しますが、何万円という世界ではなく、数十万円、場合によっては100万円~200万円以上がかかるのが自毛植毛です。

そして、これだけの費用をかけた結果に「絶対」はありません。
結果には個人差があります。

自毛植毛では拒絶反応が起きないため、移植した毛根は90%以上の確率で定着するとされていますが、失敗に終わるリスクもゼロではないということです。

一般的に、頭髪は密度が40%を切ると「ハゲている」と感じられるようになるそうです。

ツルツルの状態から自毛植毛をした場合、1回目の施術で実現できる密度は30%~35%ほどとのこと。
間隔をあけて、2回目の施術をすることで40%の壁を越えて「フサフサ」とみられる状態になるそうです。
なので、まだ髪の毛が残っている状態で自毛植毛に踏み切った場合、1回目の施術の段階で40%越えの密度になる可能性は高いようです。

実際に施術をした人のネット上の書き込みですが、

俺の場合は80平方センチメートルが植毛範囲
で、一回目の手術でドナーを採取したのが30平方センチメートル
これで密度は理論上37%になり、価格は125万円也
植毛した株数は2000株で本数は4000本強

二回目は同じく80平方センチメートルの植毛範囲に対して
二回目のドナーで採取したのが25平方センチメートル
密度は理論上31%になり、一回目と合わせて密度68%になる。
二回目の価格は95万円で1500株に対して本数は3000本強

医院によるけど回数を重ねることでかなり割り引いてくれる。
そんでネットで提示されている金額より安くしてくれる。

俺は一回目貯金で出したけど二回目は完全にローン
月々二万円で髪の毛が永遠に手に入ると思ったら安い
みなさん一回真剣に考えてみることをお勧めする

引用元:自毛植毛

とのことでした。

そのほか、
「心底悩んでる奴はやったほうがいい」
「人工毛植毛に月々2万円をかけるのであれば、月々2万円のローンを組んで自毛植毛したほうがいい。人工毛植毛はボリューム維持したければ終わりがないけど、ローンは完済したら終わりだからね」
という意見もありました。

 


 

 

自毛植毛は、移植された毛根から生える髪の毛が、1ヶ月くらいの間にいったん全部抜け落ちる段階があります。
そこから1年くらいかけて、うぶ毛から太く長い髪の毛に成長し、その後は生涯にわたって生え続けるという流れです。
このいったん抜けてから生えそろうまでの1年間が、実に歯がゆいそうです。

また、年齢的に「ハゲが完成していない」状態で自毛植毛に踏み切る場合もかなりの決断となります。
最悪の場合、自毛植毛部分は髪の毛が生え続けて、前頭部・頭頂部の既存の髪の毛はどんどん後退して薄毛になることで、自毛植毛部分が「浮島」のような状態になることも考えられます。

「男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)」では、自毛植毛は「推奨度B:行うよう勧められる」、人工毛植毛は「推奨度D:行わないよう勧められる」とされています。

特に人工毛植毛は「看過できない有害事象がある」「米国FDAでは人工毛自体を有害器具として指定しており、その使用は事実上禁じられている」として、使用しないように勧告しています。

対して、自毛植毛については、「フィナステリド内服やミノキシジル外用による効果が十分でない症例に対して、他に手段がない状況、国内外における膨大な診療実績、また患者の病悩を考慮し、委員会としては十分な経験と技術を有する医師が行う場合に限り、推奨度Bとして推奨する」として推奨しています。

下記は「男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)」の4ページ目にある図ですが、男性の場合、まずは「5%ミノキシジル外用+フィナステリド内服を1年間」を試してから、効果の度合いによって自毛植毛やかつらを検討する……という流れが良いようです。

AGA治療のフローチャート

画像出典:男性型脱毛症診療ガイドライン(2010 年版)

 

青春を取り戻せ!

AGAの治療、希望に向かって

フサフサの髪の毛は、青春そのものです。

髪の毛のことになると、現実逃避をするかもしれませんが、考えてみてください。
あなたが腹の出た小太りの中年男性をみたとき、どう感じていますか。
自分のことはさておき、「加齢」を感じ取るはずです。

ではハゲはどうでしょう。

あなたが久しぶりにあった先輩、後輩、同級生が若くしてハゲているのをみたとき、驚きと加齢を感じ取ると思います。
ということは、周囲の誰かが、あなたが若くしてハゲているのをみたとき、驚きと加齢を感じ取られているということです。

ハゲを気にしている人はその部分に敏感で、相手が感じたかもしれない残念感に引け目を感じてしまう。
そして、どんどん元気を失っていってしまう。

ハゲをとめて、再びフサフサになったとき、あなたは青春を取り戻します。
ハリとコシのある、つやつやの髪の毛は驚くほどの若さと活気になって、失っていた元気や自信を取り戻します。

AGAに勝利している勝者たちが、ネットで次々の勝どきをあげています。

もしハゲを気にしているのなら、AGAの治療を検討して、青春を取り戻しましょう。

薬を継続して使用する場合は、肝機能の検査をお忘れなく!